どうして夏は終わるんだ

ジャニーズWESTを、重岡くんを、考える。

私の赤ペン、何を描くのに使おうか

 

 

2019年、もう1ヶ月と半分がすぎました。

時の流れははやいもので、もう花粉が飛散する季節となりましたね。皆さんいかがお過ごしでしょうか?鼻、垂れてますか?

 

Twitterには散々浮上しているのですが、こちらではご無沙汰しております!

どうも、シゲルでございます!

 

前回の記事を多くの方に読んでいただいたようで、沢山のあたたかいお言葉を頂戴しました!感謝と、あの一万字超えの論文をよくぞ最後まで…!といった感動と驚きの気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

正直あの記事を書き終えたとき爽快感と達成感はもう今後味わえないかもしれないと思うほどでした。一種の燃え尽き症候群です。

 

そんな去年末のブログを書ききって燃え尽きたかのように見えた私ではありましたが、2019年に入り、たった2ヶ月で感じたどうしようもないこの気持ちをどうしても書き留めておきたくて、ここに来ました。

 

また長くなります。もう予感してます。私情も混ざりまくった文章になりますので、読むのにエネルギーかなり使うと思います。よろしくお願い致します。(何を)

 

 

 

さて、まずは明るすぎるトピックスからいきましょうか!

 

2019年、ジャニーズWEST5周年という記念イヤーが無事スタートしました!!!

 

f:id:something_ever_after:20190217150254j:image

 

いやぁ、めでたい!大きな病気や怪我もなく(知らないだけであったのかもしれないけど)7人で5周年に突入出来たこと、ファンの1人として心から嬉しく思います!

CDデビュー日はもう少し先ですが、おめでとうございます!わーい!

 

 

そんなジャニーズWEST、2019年すでにエンジン全開で走り出しておりますぞ。ここで少しまとめておきましょう。

 

 

①2019年1月1日 ジャニーズカウントダウンコンサート

 

 

f:id:something_ever_after:20190217143315j:image

 

いやまって、まだ2019年1日目なんよ、なんならまだ始まって数分なんよ。新年早々やってくれるじゃねーか自軍…………強いよ強すぎるよ、とオタクたちが騒然とした元旦。

とりあえず小瀧くんの脚が長えんだわ…………

 

 

ジャニーズWEST LIVE TOUR 2019 WESTV! 開幕

 

f:id:something_ever_after:20190217143512j:image

 

1月3日の横浜アリーナを皮切りに、全国8箇所34公演を3ヶ月かけてまわる恒例の冬ツアーがスタートしております!

2018年12月5日に発売されたアルバム「WESTV!」を引っ提げた今ツアー、作り込まれた隙のない構成、笑いあり涙ありの素敵なステージ。北海道まで突っ走れ〜!

 

 

③2019年第一弾シングル 「ホメチギリスト/傷だらけの愛」発売

 

f:id:something_ever_after:20190217144122j:image

 

2019年1月30日に発売となった「ホメチギリスト/傷だらけの愛」という両A面シングルが、日本の働く皆さんへ元気を届ける素敵な応援ソングとして話題となったことは記憶に新しいですよね!歌詞の中に登場する「めちゃんこイケてるやん」というフレーズは、どれだけ頑張っていてもなかなか自分を褒められずにいる人でも気軽に自分を褒めてあげられる魔法の言葉としてジャニーズWESTのファン内で飛び交っております。素敵ですよね。

 

ex.仕事に行くために起きて化粧した私、めちゃんこイケてるやん!

 

 

④2019年2月2日 ジャニーズWEST美声の乱 @MUSICFAIR

 

 

f:id:something_ever_after:20190217144316j:image

 

これも記憶に新しい、2月2日に放送されたMUSICFAIRでのCHEMISTRYさんとのコラボでとうとう歌うまアイドルとしても世間に見つかり、どうやらこれきっかけでジャニーズWESTのファンになられた方もいらっしゃるとか………?

 

 

ジャニーズWEST!5周年、早速いい波乗ってんねえ!!!⤴︎⤴︎⤴︎

(アラサー無理した)

 

 

2019年、まだあと10ヶ月も残ってます。

どんなことが待っているのか、想像するだけでもワクワクしますね。きっととてつもなく楽しくて一生の思い出になるようなことを考えてくれているに違いありません!!!

 

さてさて、ここですでに2000字使ってしまっておりますが、本題はなんとここからなんですね。おいおいマジかよ、というツッコミも聞こえてきそうですね。

 

先程挙げました絶賛公演中のライブツアー「WESTV!」、私も福岡、大阪公演と楽しませていただいてきました!本当に楽しかった!こんなに笑って泣いたコンサートはそうありません。

 

そこで披露された「間違っちゃいない」。

「WESTV!」通常盤に収録されており、コンサートで聴く前からも大好きだった曲。

 

会場で歌っている重岡くんを観て感じたことをどうしても残しておきたくて、今からポツポツと書き連ねていこうと思います。

 

演出などネタバレにつながることも書いてしまうかもしれないので、ネタバレ回避されている方はここから下は、公演をご覧になった後に読んでいただけたら嬉しいです。

 

 

 

 

まず、アルバム発売前。

「間違っちゃいない」が重岡くん作詞作曲と知った時の私の心境

 

「WESTival」収録「乗り越しラブストーリー」で作詞(済)だった重岡くんが、ついに作曲(済)に………!!!

この時代に生きられていることに感謝。(スケールが壮大)

 

リリースのタイミングで重岡くんのファンでいられることが嬉しすぎる。

しかも作曲となると、重岡くんの体の中に流れている音楽がどんなものなのかを知れてしまう。26年の人生でどんな音楽に触れて、どんなメロディを好んで、自分から生まれた言葉にどんな音を嵌めるのかを知れてしまう。(逆かもしれないけど)

 

重岡くんはあまり自分から自分のことを深く話さないし、うーん、なんと表現したら良いか難しいところではあるのですが、「気付いてたとしても知らないふりしといてね」、みたいな表情をすることが多々あって立ち入ることが難しい領域が彼にはあるけれど、音楽ってそれこそ、自分自身を赤裸々に表現できるツールになり得ると私は思っていて。

その人の全てを掴むことは難しくても、言葉で理解するよりももっとストレートに、感覚的にその人の人となりを感じられる気がするんですね。

私はドキドキしながら発売日を待っていました。26歳の重岡くんは何を考えてどんなものをつくるんだろう、と。

 

 

そして発売当日、12月5日、開いた歌詞カード。

想像していたものとは少し違う、胸が痛くなるような言葉が一行目から並んでいました。

 

 

涙一粒 星降る夜に

光れない 馴染めない

なぜ同じように生きれないの

 

私の目にはいつも重岡くんはキラキラ光って見えていました。

重岡くんにしかできないセンターをジャニーズWESTの中でしっかり確立していて、じゃあたとえばそれが他のジャニーズグループのセンターと少し違っていても、それが良いんだと。唯一無二の存在。

そんな重岡くんが「同じように生きれない」と。頭を鈍器で殴られたような、なんというか鈍い痛みがずっと続く感覚に陥りました。すげー痛かったなぁ。

 

 

ここから完全に私の話なっちゃってすみません。

基本的に私は自他共に認める「超ポジティブガール!」でして、大体のことはまあいいか、とやり過ごせる人間なんですけど、WESTV!が発売された頃、人生で一番仕事が忙しく、そしてちょうどその期間病気を拗らせておりまして(ガチで体調崩す方)、ポジティブな考え方を一切出来なくなっていたタイミングでした。

まあ今となっては良い経験!で済む話なんですけど、ご飯も食べられない夜も眠れない、こんなに逃げたい辞めたいと思ったことは社会人になってから始めてのことでした。

 

社会人経験が10年近くなってくると、そこそこ自分の仕事に自信というか、まあプライドのようなものが生まれつつあってですね。

自分ではそこそこ仕事は早い方、確認もしっかりするから抜けも無い方、と思っていました。

 

でもその時期はやったことのない大きな仕事を任せていただいていたことでのプレッシャーと、体調不良もあって抜けが出まくって、仕事が終わらない、でも明日も新しい仕事が来る、誰も助けてくれない、誰も理解してくれない、なんでこんなことも出来ないのと言われ続け、そのうち何も感じなくなった。

右耳から入った言葉が脳内でモザイク加工されて、左耳から抜けていく、っていう感覚でしょうか。

 

消えたくなった夜

逃げたくなった朝

 

私には毎日繰り返しやってくるものでした。

でも、そう思っている弱い自分が心底恥ずかしかったです。

仕事自体は好きだし、たくさんの人が経験できるわけではないことをさせてもらっておいて、何甘えたこと言ってんだよ私、って。

 

なのにその後に重岡くんが続けた言葉が

まあまあ カッコいいんじゃない

だったときの衝撃は今でも忘れられません。

 

重岡くんもこう思うことあるんだ、デビュー前に思ってたりしたことを歌詞にしたのかな?なんてぼんやり思いながら通勤中に毎日繰り返し聴き、ついにWESTV!福岡公演の日を迎えました。

 

 

「間違っちゃいない」を披露する前に、重岡くんが少し話をしてくれる時間があるんですけど、その日重岡くんはぽつりとこの曲を作ったときの話をしてくれました。

 

「この曲は、去年つらいことがあって、その時に描いた曲なんですけど」、と。

 

その話をするのも苦しそうに、その頃を思い出すことすらつらそうに、絞り出すように、途切れ途切れにそう言いました。

去年の重岡くんを思い出せる限り思い出してみても、いつだってキラキラして見えたし、笑ってるように見えた。あの重岡くんから生まれた言葉とは到底思えなかった。

ファンに気づかれるようなことは絶対しない人なのは分かっているけど、本当に、全く気づけなかった。元気に楽しく生活してくれてるとばかり思ってた。

 

こんなに重岡くんを好きな人がたくさんいるのに、本人はひとりぼっちだと感じていたらどうしよう。とか、なんかどうしようもなく泣けてしまって。

いやまって、今一瞬正気取り戻したけどなんだこの重たすぎる気持ちは。

 

重岡くんの話を聞いている神ちゃん、濵ちゃんは、心配そうにするでもなく、真剣な表情をするでもなく、ただただ優しい顔をしていたのがとても印象的でした。重岡くんが言葉に詰まっても、「どれだけ時間かかってもいいからしげの言葉で」という2人の気持ちがあの空間に滲んでいた気がして、まあこれも勝手な憶測なんですけどとてもあったかい気持ちになりました。

 

 

胸の前で両手をぎゅっと握りしめて、重岡くんは自分のパートを歌っていました。

笑ってるのに泣いてるように見えました。

 

でもどうしてだろう、

重岡くんと神山くんと濵田くんが3人で奏でている「間違っちゃいない」を目の前で見ると、ひとりで泣きながら聴いていた「間違っちゃいない」よりも元気を分けてくれる曲に聴こえてきたんですよね。つらいしんどいにげたいきえたいたすけて、って気持ちではなくて。あの時の感覚が今でも忘れられない。すごい体験でした。

 

しんどかった頃の自分には、重岡くんが綴った胸が痛む言葉だけが歌詞カードから浮き出て見えてしまっていたのかもしれません。

あの日々を経験して落ち着いたいま浮かび上がって見えるのは「花マルつくれるね」「どんな自分だっていい」「僕は僕で僕なんだ」「間違っちゃいないんだ」という優しい重岡くんからのエールばかりなんです。

 

 

ちょっと哲学的なことを考えるのが好きでよくわけのわからないことを言っちゃう人間なんですけど、最近よく考えることがあります。

普段私たちはたった50個しかない音を駆使して自分の気持ちを言葉にしている。

50個しかない音で、人を救ったり、逆に傷つけたりすることができる。

 

たった50個。

 

そこから自分の伝えたいことを形にするために必要な音をひとつずつ大切に選んで、並べて、違うなと思ったらまた並び替えて。

私は文章を読むのも書くのもめちゃくちゃ好きなんですけど、それはその作業が好きだからなのかもしれないと、最近気付きました。

 

そして私は重岡くんがするそれが、とても好きです。

丁寧で繊細で、人間らしい。

それがとてもかっこいい。

 

 

この曲を歌うたびに命を削っているように見えてしまって苦しいなと思っていました。

重岡くんがキーボードを力強く手のひらでなぞるたびに、そこからサラサラと消えてってしまうじゃないかって。リズムを刻む左足が地面を蹴るたびにどこか削れていってるんじゃないかって。

 

「友達といても恋人といても家族といても、なんかひとりな気がすることって誰でもあると思うんだけど、そんな時に聞いてほしい曲を、3人で作りました」

そんなことを大阪公演で言っていた重岡くん。

 

削った命はまたそこから光り始めて、削れた部分は磨かれて今よりもっと強くなるんだろうなぁ。

 

 

重岡くんが自分自身を救うために綴ったあの言葉たちはいま、いろんな場所、いろんな立場、いろんな状況の中にいるひとりひとりの背中を、「ひとりじゃないからな!」と強く叩いてくれるような、そんな曲になってる。

ひとりで苦しんでいたであろう重岡くんが、そんなひとが自分以外に生まれることがないように、とでも言ってくれてるみたいに。

 

私は人間として、重岡くんが好きなんだなと改めて実感しました。

もちろん笑顔は可愛い、キメるときはかっこいい、とにかく顔がいい。わかってる、わかってるよ。

 

それ以前に、重岡大毅という人間がたまらなく好きだ。

できることなら、あんな風に生きられたらいいなぁなんて思うくらい。

 

 

「熱には熱を、愛には愛を返せる大人になりたい」

重岡くんの言葉で一番好きな言葉です。

 

重岡くんにも、ジャニーズWESTにも、ジャニーズWESTを好きな全世界にいる仲間にも、私は愛をたくさん返したい。

うまくいくこと、いかないこと、生きてればたくさんあると思うけど、どんなに小さくても頑張ったところには私の赤ペンで、大きく花マルをつくってあげたい。

そんな風に私は私の赤ペンが掠れてつかなくなるまで使いたい。

 

 

ジャニーズWEST、5周年。

私は彼らがデビューしてからジャニーズWESTを好きになりました。

知らないこともたくさんあります、デビュー発表から7人でのデビューが決まるまでのあの誰もがつらかった日々も経験していません。

 

それでも今とても楽しくジャニーズWESTを応援できるのは、ジャニーズWESTのみんなと、それまで彼らを応援してきたみんながとってもあったかかったから。

「おう!どこフラフラしとってん!待ちくたびれたわ!」って、さあいこうか!って、みんなが肩を組んでくれたから。

 

そうやって仲間に入れてもらったからには全力で5周年を盛り上げたいし、これからジャニーズWESTを知るまだ見ぬ仲間たちに「どこにおったん!待ってたよ!さあ、いこうか!」と、その都度肩を組みにいけるファンでありたい。

 

と、いま心からそう思うわけです。